フロントガラス交換時の接着式と、ゴム式
フロントガラスの取り付け方法には大きく分けて二つあります。
1つ目は、
接着式 ・・・ ウレタン製の接着剤を使用して固定されます。現在の車種はほとんどこの方法で取付されています。ウレタン製の接着剤も様々なメーカーがあり、強度、耐久性などで差があります。
2つ目は、
ゴム式 ・・・ ウェザーストリップと呼ばれるゴムで固定されます。車種によっては雨漏れを防ぐために接着剤を入れる場合もあります。年式の古い車や、トラックなどは今でもゴム式の車種が多く生産されていますが、徐々に接着式に変わりつつあります。
接着式のメリットとしては、1つ目はやはり強度。ゴム式では車内側から強い力が加わると最悪外れてしまいます。その点接着式ではそのようなことはありません。無理に外そうとするとガラスが負け、割れてしまいます。2つ目は見た目。ゴム式はゴムが車外側にも、車内側にも見えて、見栄えがよくありません。3つ目は盗難の危険性。ゴム式だと、慣れている人ならフロントガラス1枚、30秒以内に外れます。ボンネットを外す必要がない車種がほとんどです。接着式は早くても10分程度。更にボンネットが開かないとなるとかなり困難です。
このように接着式にはメリットが多く、デメリットが少ないのです。
デメリットとしてはガラス交換する際の費用。
接着式は交換時間も多くかかり、接着剤代もあるので高くなります。
ゴム式は交換時間が少なく、接着剤代もかからないので安くなります。
最近は、大型トラックもオシャレな見た目で、スタイリッシュさが求められているせいか接着式になっております。